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四葉のクローバー/晴れの国岡山から

冷房による冷えへの対処法

 連日の暑さに、冷房の効いている部屋で一日中過ごすことが多くなりました。冷たい飲み物が口当たりもよくて飲むし、アイスクリームもお風呂上りにはおいしいものです。このようにして、薄着でいる体は本人が感じていなくても、ずいぶんと冷え込んでいて体調の不良を起こしているようです。 
 医師の斑目(まだらめ)健夫氏(東京女子医大・青山自然医療研究所クリニック)が、夏、冷房で冷えた体を湯たんぽで温める方法を推奨されています。

年をとると体温低下
 東京都品川区のシルバー大学で、60~70歳代の男女約50人が1週間朝夕体温を測った。結果は35度台の人がほとんどで、34度台の人もちらほらいた。「加齢とともに体温が下がる。夏は薄着で汗をかいた上に冷房にさらされるなど、実は冬よりさらに冷えやすい季節。夏こそ湯たんぽで体を温めて」と、斑目先生はおっしゃっている。

年中、温める工夫
 体が冷えると血行が悪くなり、内臓の働きが悪くなる。冷えは万病の元といわれるゆえんだ。斑目医師は、様々な体調の不調でクリニックを訪れる患者たちに湯たんぽを勧めている。
 会社員A子さんは、仕事が忙しく、いつもシャワーですませていた。冷房の利いた職場でも半袖で平気なほど、冷えを自覚していなかった。疲労感、耳鳴り、手足のしびれに悩まされた。乳がんになったことがきっかけで、2003年秋に斑目医師を訪ねた。以来、自宅と会社に湯たんぽを常備し、一年中愛用している。
 会社ではイスの背に湯たんぽを置き、背中に当てて仕事をする。家では就寝中はもちろん、食事中も、膝の上や足元に置く。あらかじめ湯たんぽで足の裏を温めると、入浴してものぼせず、しっかり湯につかれるようになった。体調は目に見えて回復し、がんの経過も良好だ。

自覚なき冷えの見分け方
 朝起きた時、布団の中で、まずわきの下を触り、次に太ももの前を触り、温度を比べる。わきの下よりも太ももが冷たければ、あなたは冷えている。
 ほかの3つのポイント(おしり、おなか、二の腕の下)についても、それぞれ調べる。各ポイントがわきの下と同じぐらいの温度になることが目標。
 もっと簡単な方法は、ひざの上に湯たんぽを置き、「気持ち良いなー」と思ったら、あなたは冷えている。
湯たんぽで温める4つのポイント


太ももの前
おしり
おなか
二の腕の下側(振り袖状にぷよぷよしたところ)

湯たんぽの使い方と効果
 体の中心に近く筋肉の多い部分を温めれば、自然に熱が手足の先など末端まで行き渡る。
 デスクワーク中、テレビを見ている時、この4箇所に湯たんぽを当てる。「後5分もしたら汗をかきそう」と思ったら、つぎのポイントへ。汗をかくと、かえって冷えてしまうので、要注意。
 夏の場合、湯たんぽに入れるのは、40度程度のお風呂のお湯でいい。入浴前に、4箇所を1分ずつ加熱するだけでも効果的。
 湯たんぽを持っていない人は、2リットルのペットボトルにお風呂のお湯をいれて使うと良い。
2007.7.29読売新聞 森谷直子記者

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