FC2ブログ
 

四葉のクローバー/晴れの国岡山から

備前焼

 岡山で有名な陶器といえば備前焼。
 12世紀頃から焼かれ、主に壷、すり鉢、甕(かめ)などが大量生産されていた。
 備前焼は上薬を塗らないで、ごつごつとした手触りで、素朴な焼き物といえる。備前焼の渋さが茶人に好まれ、花生、水指、茶入、建水なども作られるようになった。
 また、その地名から伊部焼(いんべやき)とも言われるが、備前焼のことである。
 国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)と認定された備前焼作家

 金重 陶陽(かねしげとうよう)氏 1956年認定
   1896.1.3生~1967.11.6没
桃山風備前を復興し、備前焼発展の礎を築いた功績からかぎ『備前焼中興の祖』と呼ばれている。

 藤原 啓(ふじわらけい)氏 1970年認定
   1899.2.28生~1983.11.12没
鎌倉・室町時代の素朴で力強い美を学び、また近代的な感覚をも作品に取り込み、素朴・豪放さもった作品を作った。

 山本 陶秀(やまもととうしゅう)氏 1987年認定
   1906.4.24生~1994.4.22没
ロクロの技術がうまく『ロクロの名人』と言われた。繊細優美な作風で茶入を好んで作ったため『茶陶の陶秀』とも呼ばれた。

 藤原 雄(ふじわらゆう)氏 1996年認定
   1932.6.10生~2001.10.29没
藤原 啓の息子。単純、豪放、明快をモットーとした。壺を好んで作り、「壺の雄」と言われた。

 伊勢崎 淳(いせざきじゅん)氏 2004年認定
   1936.2.20生
穴窯による備前焼の製作を復活させた。現代的造形感覚で、自由な製作を目指す。備前焼レリーフ作家の代表格と言われている。

備前焼まつり(備前焼祭り)
日時 平成19年10月20日(土) 9:00~17:30 10月21日(日) 9:00~16:30
     (毎年10月第3日曜日とその前日)
場所 備前焼伝統産業会館及びJR赤穂線 伊部駅周辺
お問合わせ先 岡山県備前焼陶友会 電話 0869-64-1001

 昭和58年から開催されている備前焼まつりは、2日間で約16万人もの焼物愛好家が訪れる。この日は、備前焼陶友会会員の作品が2割引で展示即売されたり、「備前焼小町の表彰・撮影会」、「ろくろ実演」、「ろくろチャレンジコーナー」、「茶席」、「備前の器と野の花」展など多彩な催しが行われる。前夜祭としては、炎のまつり「かべりだいまつ」が催され、伊部の街並みを大たいまつを持った地元の人々が練り歩く。

備前焼の特色
1.備前焼は2週間ほど1200度以上の高温で焼きしめるため、とても強度が強く丈夫である。
2.保温力がすぐれていて熱し難く冷め難いので、備前焼のビアマグで冷たいビールを飲んだり、備前焼の湯のみで温かいお茶を飲んだりすると最高においしい。
3.備前焼には細かな凹凸があるのでビールの泡がきめ細かくたち、おいしいビールが飲める。
4.花びんの花が長持ちする。
5.使うほどに味わいが出てくる。

PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する
 

備前焼好きです。

以前、備前焼の抹茶茶碗を頂いて、素朴さと、色合い、普通の陶器とはまた違うごつごつとした手触りに感動して、勿体無くてしまってあるんですが、本当はどんどん使ったほうが風合いが出ていいんですよね?

昔、東京の某デパートの宣伝部にいた頃、山本陶秀先生の個展のお手伝いをさせていただいたことがあります。
かなり昔のことなのと、若い為、陶器に興味もあまりなかったので、記憶が定かではないのですが、今関わっていたら、そうとう感動して、興奮するのではないかと思います。
近い将来、岡山の友人のところへ訪問する1つの目的に備前焼の窯元を観て見たいという希望があり、楽しみにしています。

yamayan | URL | 2007年06月16日(Sat)04:26 [EDIT]


yamayanさんへ

抹茶茶碗もステキですね。わびさびの世界に備前焼はぴったりだと思います。
備前焼作家の人も東京で認められると、ファンが増えるのでしょうね。
備前焼の手づくり体験が人気ですよ。娘も湯のみを作って、後から送ってもらっていました。
日々使えるビアマグ、コーヒーカップも今は人気にようです。v-273

四葉 | URL | 2007年06月16日(Sat)11:43 [EDIT]