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四葉のクローバー/晴れの国岡山から

何でも食べる

 たっくんは殆ど好き嫌いなく食べる。
「まずい」と、口から出そうとすると、パパが無理やり押し込むのであきらめて食べるようになったらしい。
 二歳児は、もう親の顔色を見ている。親が少し甘い顔を見せると、どんどん自分のわがままを広げていくような気がする。親も試行錯誤しながら、毎日が真剣勝負なのだ。
 ジーチャン、バーチャンの家に泊まると家に帰ってから「あれをして、これをして」と言って困ったと、パパが言った。
 うーん。たっくんの言うことを何でも聞いてあげたいバーチャンも少し反省しなくてはね。
 バーチャンが夕飯のしたくをしていると、たっくんが言う。
「さかなが食べたい」
「今日は魚がないな。そうだ、いわしの缶詰があるで」
 ごはんといわしのみそ煮の缶詰とすきやき風煮とサラダ。缶詰は骨がやわらかいので最高だ。刺身、焼き魚、煮魚なんでも食べる。
「おいしいか」 
「おいしい」と、にっこり笑顔。
 育ち盛りの子がたくさん食べてくれるとホッとする。小食の子の場合はいろいろと工夫が必要だろうが、たっくんはお腹がすいたら冷蔵庫をあけてソーセージなど出して、ママに聞くそうだ。
「これ、食べていい」と。
 たっくんは、幸運なことに母乳百パーセントで育った。
 バーチャンは末っ子を高齢出産で産んだ。その時、元気な子に育てようと母乳だけで育てる決心をした。赤ちゃんが熱ばかり出したら、こちらの身が持たないと思ったから。それで、哺乳瓶もミルクも用意しなかったのだ。
 そんな話をママにしたら、「私もがんばる」と、言って哺乳瓶も用意せずに決意してがんばり、二番目の赤ちゃん(たっくんの弟)も母乳だけで育てている。

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