天橋立(京都府丹後地方)へ行きました。日本三景の一つとして有名です。他には松島(宮城県陸前)と宮島(広島県安芸)があります。
パンフレットによりますと、国や神を生んだとされる伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が天に通うために梯(はし)を作られましたが、命が寝ている間に梯(はし)が倒れ伏し、これが天橋立という名前の起こりだそうです。
神秘的で美しい姿は、野田川から流れ出る砂粒と外海から流れ来る砂粒がぶつかり合って出来たと考えられています。約500年前に描かれた雪舟の天橋立図(国宝)は、現在の天橋立より短いそうです。

私は数年前にも天橋立を訪れましたが、その時は天橋立の向こう岸から見物しました。府中駅からケーブルで4分、リフトでは6分で傘松公園に登れます。そこには天橋立パノラマハウスがあります。
今回初めて天橋立の両側から見物できることを知りました。行ったことのない側から見られて幸運でした。今回の方が天橋立のパンフレットや地理などの教科書でよく見る写真と一緒の見え方でした。今回は天橋立ビューランドから展望しました。モノレールで8分、リフトでは6分で頂上に着きました。観覧車やジェットコースターのような遊具がありましたので、お子様連れの方にはこちらの方がいいかもしれませんね。
天橋立の右側が宮津湾で左側が阿蘇海です。阿蘇海では観光船が運航されていて約12分で廻ることもできます。左側は陸続きなので車で回れば反対側から天橋立を見ることができます。

1枚目の天橋立の写真では写っていないのですが、龍のように見える天橋立の手前に細長い島があります。2枚目の写真の右側の島です。ここにははまなすの群生地があるそうで、4月下旬から6月初旬にかわいいピンクの花が一面に咲き誇るようです。

天橋立の中には、レンタサイクルがあるので自転車で白砂青松を眺めながら颯爽と走ることもできます。また、ここは、なんと天橋立海水浴場でもあります。まさか、日本三景の場所で泳げるとは夢にも思わなかったです。向こう岸の近くには、天橋立府中海水浴場もあります。
春は今回のように桜と天橋立、夏は天橋立と海水浴場、秋は紅葉と天橋立、冬は雪化粧の天橋立とコハクチョウも飛来してくるそうです。四季折々に楽しめそうですね。